正しい人の喰い方マニュアル -12ページ目
<< 前のページへ最新 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12

妻を一番に食べるのは夫

今だ米国からの牛肉輸入は再開されず。
その理由は説明するまでもなく「狂牛病」予防の為なのだけれど
この狂牛病が人間に頒布した例があるのをご存知だろうか?
今回はこの事件を踏まえ、以下のような仮定をしたい

1.あなたはパプア・ニューギニア人の男性である
2.嫁さんが交通事故で死亡した。
3.子供が一人居る

一番以外は特に大きな条件で無いように思うが
この国では人肉の調達方法は北朝鮮のように墓所から掘り出すのでは無く
死んだらそのまま食べるのである。

では何故交通事故と限定した?
それは流石に病死の人間は食べないからである。

何故この国では人肉を食べるのか。
それはこの国の劣悪な栄養事情と蔓延する「ライ病」に起因する。
顔が崩れるこの病気は日本も戦後感染者が増え「優性保護法」なる物が制定され
遺伝する病気であるからと
「断種」と言って無理やり去勢させた事があったけれど
それは大きな間違いで、この病気が遺伝する事は無い。
数年前日本でも裁判が終結し
政府の謝罪会見が開かれた

しかし、簡単に言えばこの病気は「体力が無い人間」「免疫力が弱い人間」
がかかる病気なのである

罹患している人間と握手をしてもその程度では感染しない。
ただ栄養事情が悪く免疫力が低下していたらその限りではないという
この国でも「ライ病」に罹患した場合
結婚する事は難しいと言う。
親は思う。子供には少しでも体力をつけて欲しいと。
その為にはどうしたら良いのか。とにかく少しでも栄養価の高いものを食べ
少しでも免疫力を強くする必要がある。

昔読んだ記事ではこの国では男子がとても権力を持っていて
狩猟で獲物を取ってきても男子ばかりが食べてしまい
女子供にまで肉が回らずやむを得ず人肉を食べたと書かれていたけれど
また別の記事では「より好んで人の腐った脳みそを食べた」と書かれていた
どちらが真実かは分からないが
特に頭部は良い部位? 旨い部位とされ
遺体の親族、妻の場合は夫が一番に食べる事が許されたと言う

数年前映画化されたインタビュー・ウイズバンパイアの続編
「呪われし者の女王」でも
最後双子の兄弟が女王の能力を受け継ぐ為に脳を食べるシーンがある
*映画は見ていません。原作の話です。
心臓ではなく脳に思いが篭っている。ということなのだろうか。
しかし古代アステカでは脳ではなく心臓を神に捧げていたように思う

夫の次は子供、そして親族が死体を喰う優先順位が与えられるという
きちんと死体を食べる順番が決まっているというのが驚きであるけれど
諸事情調べると、人肉を食べるのも止む無しなのかなと思うと同時に
「アメリカ人を食べてはいけない」と言う情報に
納得してしまうのは私だけでしょうか
無論この国では人肉を喰っても死刑にはなりません
ただ、警察は来るようですから
今は犯罪になるのかもしれません


東南アジアもやはりスープ。が、アメリカ人は食べると危険。

東南アジアのある国では「人肉ツアー」なる物が存在する。
この噂を聞いたのは一度や二度では無いし、
証拠物件に近い写真も見た事がある
と、いう事で今回はこのような仮定をしてみたいと思う。

1.あなたは日本人である。
2.東南アジアの某国に「人肉ツアー」に参加するべく出国している

人肉の調達方法は
堕胎された赤ん坊であり
流石に生きた人間を殺して食べるという事は無い
調理方法は赤ん坊を良く洗い
そのまま内蔵を出さず丸ごとスープにするらしい。
インターネット上にはそのスープの作り方を
洗い方から始め詳細に紹介するページが存在するが
まあ、見ないほうが人生幸せに送れるであろうし
出来上がったスープには「ほら、間違い無い。人肉使ってるんだよ」とばかり
ゴロンとまだ人の形が残る物が入っているから
面白半分にツアーに参加した人間はおそらく一生悪夢を見る事になるだろう

その国では食べたからといって
処刑される事は無いので安心を。
しかし、昨日紹介した北朝鮮、それから中国は食べた場合即刻死刑である。

しかし考えて見ると何故東南アジアに限定して
このようなツアーが存在するのだろうか
この料理はツアー客のみならず、高級幹部も好んで食べる物だと言う
効能等々おそらく妖しげな物があるのだと思うけれど
個人的に考えて見るに、肉質が良く旨いからでは無いかと思う

中国は十九世紀の終わり頃迄東南アジアから
人肉を買っていたという記録が残っている。
これは「番肉」と呼ばれ上海を経由し中国全土に流通していたという
何故仕入先を東南アジアに限定した? 
理由を考えるとなんとなく答えが導かれるような気がする

人肉を喰う習慣が根強く残るパプア・ニューギニアでは
昨年日本でも狂牛病騒ぎが起こった事もあり「クールー」という
病気で一躍有名になったが
これは狂牛病に感染した人間の腐った脳を好んで食べていた為
感染が広がったという経緯がある。

その国を紹介するあるレポートには政府の広報として
「アメリカ人を食べてはいけません。非常に危険です」と載っていた
肉食を主とするアメリカ人は生命ピラミッドの頂点にあり
残留農薬等々。食べる事が非常に危険なのだという

そのレポートには「が、ヨーロッパ人はまだいけるらしい」と結んでいた。
様々な書物を読み、統計的に考えても
やはり肉質的にはあまり雑食ではない方が旨いらしい。
このツーアが存在する訳は
フルーツしか食べていないフルーツ蝙蝠が美味しいと
もしかしたら理由は似通っているのかもしれない

北朝鮮の人肉料理はスープ

北朝鮮で人肉が売られて居るのは珍しく無い。
ま、実際その為に法律が成立され
見せしめとして「人肉犯」なる名称がつけられ処刑された人間の話は
枚挙に暇が無いから
そう言いきっても特に問題は起こらないと思う
今回はこのような仮定をしてみたいと思う。

1.あなたは北朝鮮人である。

上記のような理由によりそれ以上の条件は必要無い。
北朝鮮人がどのようにして人肉を調達するのか。
生きた人間を道端で殺して?
コッチェビと呼ばれる浮浪少年を騙して?
いやそんな事をする人は流石に居ない
調達先は普通墓場からである。

儒教の教えが徹底している北朝鮮では土葬が普通である

北朝鮮では法律により夕方葬式をしてはならない事になっている。
夕方に埋葬すると夜掘り出す事が出来
腐る前の肉は闇市場で売買される可能性が高いからである。
朝埋葬し、昼間見張りを立てていれば
そこまでして人肉を荒らす人は居ない。
そして昼間一日土中に温められた人肉は腐り始め
食には適さないという。
流石に腐った肉まで食べようとする人は居ないらしい

調理方法は北朝鮮ではスープのダシにする事が多いらしい。
それは人肉の量が一体からあまり取れない事や
好んで食べているからでは無く、
栄養元補完的役割で食べているからであるらしい
私は焼肉にして食べたという話は一度も聞いた事が無い

化学調味料などを余り食べていない北朝鮮の人肉からは
独特の風味があるスープが出来上がるという
実際店で出して好評を博していた所もあったらしい
しかもこの店は墓場から人肉を調達するのでは無く
預かった子供を捌いて? 料理していたという
事件発覚後は事の重大さを受けて
一家郎党、子供に至るまで公開処刑された
処刑用の薪を親戚一同が用意し
生きたまま火あぶりにされたという

インターネット上では「これが北朝鮮の人肉を売っている写真である」
と言う写真が公開されているが
これはどうも犬の肉を売買している写真であるらしい。
私も見たことがあるけれど、
正直どちらの肉か判断する事は出来なかった

様々な書物を検証するに
色々な情報が錯綜するけれど人肉は元の形が分からぬよう切られ
肉の塊としてゴザの上に並べられ
売られて居るという情報が真実に近いような気がする
東南アジアのある国では「人肉ツアー」なる物が存在するというけれど
北朝鮮では発覚した場合即死刑なので
そのような危険なツアーは存在しない。
し、あったとしても出てくるのは精々薄味のスープだけであるので
参加する価値? としては低いのかもしれない。

余談として北朝鮮では労働動物である牛の肉を食っても
死刑である。
先だってマンギョンボン号で日本の牛肉を輸出しているという
ニュースを読んだけれど
輸入牛肉はそうした処罰から対象外? となるのだろうか
なんとも不思議な国である。

正しい人の喰い方講座・初級編~日本人を食べるなら



 人が人を喰うと言う行為は世界各地、ありとあらゆる所に残って居るのをあなたはご存知だろうか。史実を元に調べて行くと、その土地毎に喰い方が違い調理法も違う事が分かって来る。今回は実際に起こりえそうな可能性を考え、前提条件として以下を上げてみたい。

1.あなたは日本人である。
2.喰う対象は日本人であり、何らかの事情で既に死亡している

 たったこれだけ限定しても、かなり正しく喰う方法は限定されて来る。
 世界の人種の中で一番美味しいのはオセアニアの人間であり、我々黄色人種は「痛んだ油の臭いがする」そうである。これは黄色人種は比較的雑食性が強く、様々な物を食べているからであると推測される。

 喰う対象者がもし男性の場合、男性器は非常に旨いと言われて居るので、外すわけにはいかないと思う。その根拠としては、数年前ドイツでは喰う対象者と共に男性器を切り落とし、焼いて喰った人物が存在する事と、中国の文化革命の際は好んで男性器ばかり喰っていた女性党員が居た事に起因する。

 逆に女性の場合、乳房は脂肪ばかりで余り美味しくは無いそうだが、全体の肉質は古来中国において、「不羨羊」と呼ばれ、羊よりも美味しかったと言われている。「どちらかどうぞ」と目の前に男性と女性の死体の死体を選択する機会があったなら、全体的な肉質の良い女性の方を喰う方がこの場合正解であるのかもしれない。

「でも女は二十歳を過ぎると皮が硬くなるからなあ。悩む所だ」

 捌き方については、まず長年貯蓄された皮下脂肪を切り裂かなければならない。一説には「トウモロコシ粒のよう」と言われる部分だが、この部分は非常にしつこいので喰えた物では無いので、最初に皮下脂肪を纏めて取り除き、その下にある赤身の肉を喰うのが正解である。

 二十年前ほど前白人を喰った日本人の感想によると、「肉質はトロのようだ」と言うが、人が死んだ場合二十四時間も経てば死臭が始まるので、極力処理は早急に行い、肉は必要分切り分けて冷蔵庫で保存するのが一番良い。

 とは言え肉質は時間が経てば立つほど熟成が増し、旨くなるとも言われているので慌てて喰う必要は無い。とは言え人の骨は非常に硬いので電気ノコギリやチェーンソーなど、通常の包丁以外の道具も用意しておいた方がより楽に捌ける事は認識しておくべきであろう。

 次に調理方法としては、生で喰う方法もあるが、一般に人肉には味が無い為塩コショウ、日本人としては醤油に付けて喰うのが一番であろう。注意すべき点は人間が人間を喰った場合、喰う対象者に病気があった場合はそのまま移ってしまう可能性がある事である。「生で喰えるならやっぱり刺身が一番!」と言う人も居るかもしれないが、安全性を考えるとやはり一度火を通した方が賢明である。

 とは言え日本人はやはり雑食なので、ただ炭火で焼いて喰うと悪臭がし、とても喰えなかったという証言もある為、特に内臓部分は煮て喰う方法を取った方が良さそうである。韓国であれば「スンデ」と呼ばれる内蔵に肉を詰める料理があるが、もし、日本人が喰うとしたならば、やはりカレーかシチュー。そして煮物であろうか。

 さあ、以上の知識を活用すれば、これであなたも失敗無く人肉を喰う事が出来ます! が、もしかしたらあなたはこう言うかもしれない。

「人肉なんて喰う機会がある訳無いだろう!」

 実際はそうかもしれない。日本人は飢餓の状態になっても、人を喰うと言う習慣が非常に少ない民族である為、禁忌を犯すよりも飢え死にする人の人数の方が多いそうである。しかし現在日本の食料自給率はカロリーベースで四十パーセント、穀物自給率で二十七パーセントである。もし隣国で何かあり、輸入が途絶えたならば十分飢えの恐怖が日本国民を襲う可能性はあるのである。

 実際隣国北朝鮮では道端で人肉が売られて居る、という話を聞く事は既に珍しく無いし、その理由は勿論「飢えて喰う物が無いから」である。

 永遠に笑い話で済む事を祈りつつ、
 ではまた
<< 前のページへ最新 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12