髪の毛醤油の作り方 | 正しい人の喰い方マニュアル

髪の毛醤油の作り方

さて、売春を斡旋した学校の先生が死刑判決を受けたり
ニートの数が日本の数倍であるといった
不名誉なニュースが続く中国でありますが、
2007/10 に
中国の危ない食品

という本が出ました

大体中国人が書いた訳本というのは

読み難いのですが、この本は最新情報満載で、非常に面白かったです。



しかし読み始めの時は

今更何をいっているんだい。
「チャイナフリー」という単語が
免罪符のように使われている昨今。
……と読んでみると

胎盤を食べ、野生動物を好む食文化
の項にて、胎盤を出すレストランについての記述を発見
一部ご紹介すると

>ハルビン市の棒レストランが、民間伝承では滋養に大いに効果があるとされる
>人間の胎盤料理を出した。
>しかもこれを大々的に紹介したため
>市民の間から「それは人肉を食べているのではないか、変態だ」と
>いう非難が噴出した。
>胎盤は当地のある医院から買った物であり、
>くだんの医院はなかなかの「職業倫理」の持ち主であったようで
>というのはこの胎盤に
>「この胎盤はB型肝炎をはじめ伝染性の病原体に感染していません」
>と証明書をつけていたのだという

証明書がついていれば良いというものでは
ないと思うけれど。
ま、胎盤はあまり効果がないのではないだろうかというのが
この本の主張であります。

他にもこの本では「髪の毛入り醤油」の作り方を詳細紹介している。
ちなみにこれは「発ガン性」のある非常に危険な食物である。

>理髪店から集めた毛髪を分解し、
>アミノ酸溶液にしたものは「毛髪水」と別称されている。
>「毛髪水」は本来、工業用アミノ酸として使われていたが、
>いつしかこれを醤油などの食用調味料の材料としたのだ。
>「毛髪水」アミノ酸で作られた醤油は
>大豆を発酵させて作られた醤油のアミノ酸に比べると
>安価なだけでなく、表面上は醸造醤油の品質検査基準に達している

>東北や華北では
>理髪店で刈った毛髪の大半が一キロ当たりおよそ一元で集められている
>これを1元80銭ほどで、山東省や河北省の業者に売りつける。
>業者はこれをアミノ酸母液として
>全国各地に売る。
>醤油メーカーはこの母液を調整して「頭髪醤油」を仕上げ
>安価な醤油として料理屋やレストラン、朝市に出荷する。
>河北省のある地方では
>頭髪の集荷、買い付けが盛んで「頭髪専業村」まで
>出現しているほどだ。
>村には頭髪買取センターがあり
>全国から集められた頭髪を初期加工して大都市へ売っている

もう組織的な話だったのね……と納得。
くれぐれも中国製の醤油にはご注意をということで
ではまた