骨噛みは愛の為に | 正しい人の喰い方マニュアル

骨噛みは愛の為に

本が出た時はできれば営業マンと一緒に
書店を回りたいと希望していたけれど
結局タイミングが合わず
書店への販売営業は全て出版社の営業の方にお願いしている

先日営業日報を見せていただいたけれど
あちこちで販売後追加で本を入れていただいて
作者としてはありがたい限りである
もし、年末出版社の忘年会があれば
呼ばれなくても出席して、お酒の一杯でもおつぎしたいと思う


楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/3596477/
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4944098685/qid%3D1120649695/249-6334288-5799544


発売元 メタ・ブレーン
    カニバリズムの系譜ーなぜヒトはヒトを喰うのか
    作者 池田智子
    ISBN4-944098-68-5 1500円


さて。
日本では古来より「骨噛み」という習慣があり
かつてはヤクザの親分が亡くなった時には
復讐を誓い、その骨を子分が噛むという事があったという


近年はそうした習慣は無くなり
遺骨からダイアモンドを作成し、
手元に置くというサービスが流行っている
これは法改正により
人骨を手元に置く事ができるようになった事に始まるサービスである

人骨には炭素が含まれており
その炭素を抽出して1500-2000度の高温と
六万気圧の高圧下でダイアモンドを精製

http://www.lifegem.com/

お値段は0.25カラットで47万円
1カラットで260万円
かなりお高いが、これはやはり骨噛みの習慣からは少し外れるかもしれない


似たような習慣はチベットの骨笛(大たい骨から作成)
を作り、鳥葬をする際に使用している
ネパールでは「カパーラ」と呼ばれる頭蓋骨に真鍮を張った
杯が有と無の分別を断つシンボル、または宗教的目的で売られて居る
お値段はダイアモンドと違いぐっと安い現地では3000円
日本では12800円から売られている。

ぱっと見はドクロを使用しているとは分からない
造形を施された杯も多い


骨噛みという行為は相手を愛しているからこそ
できる行為というのが 統一してあるように思う


本草綱目にはもっと多くの記載があるようだ
時間を見つけて国会図書館に行きもっと詳細情報を調べてきたいと思う
ちなみに人肉については

第十二冊…獣部・人部

に記載があるようだ

知らなかった。これは読まなくてはならないだろう。


人体の伝統的利用法
http://homepage1.nifty.com/awaya/hp/ronbun/r004.html